塗装をした後にできる被膜の重要性とは
2022/05/01
外壁塗装は単に塗料を塗るだけの施工だと思われがちなのですが、それだけでは完璧な外壁塗装を行う事ができません。
塗装を行った後、表面に被膜ができたことを確認して、初めて正常な塗装が完了したということになります。
今回は塗装後にできる被膜、通称「塗膜」について解説していきますね。
塗装によってできる被膜とは
外壁塗装は、液体の塗料を壁に塗ることで壁を保護する施工です。
しかし液体の塗料の状態では、壁を保護する効果はほとんどありません。
塗料が乾かない状態で水に触れると浸水してしまいますし、耐火や遮熱、保温効果などもほとんどないとされています。
塗料がしっかり乾燥し、塗料の表面が被膜で覆われるのを待って、外壁塗装は完了となります。
塗料の被膜=「塗膜」
外壁塗装を行った時にできる被膜は、「塗膜」と呼ばれます。
塗膜は、塗料に含まれる溶剤が表面に浮き出て固まったものです。
塗料は色々な成分が混ざった液状の材質ですが、全てが均一に混ざったままでは望む効果を得られません。
外壁に塗り、成分が内側から順に固まっていき、最後に被膜でコーティングした状態になれば、防水や保温効果などがしっかり得られる状態になります。
塗料を熟知した業者に依頼しよう
塗装時の被膜の重要性は専門業者であればほとんどのスタッフが知っていることですが、より高い技術を求めるには、正規の資格を持った業者にご依頼いただくと良いでしょう。
株式会社八大でも、塗装の国家資格である1級塗装技能士の免許を持つ職人が外壁塗装を行っていますので、ぜひ安心してお任せください。
まとめ
今回は少し専門的なお話でしたが、外壁をよく見ると被膜の部分が見えますので一度じっくり眺めてみると良いでしょう。
外壁塗装は、簡単そうに見えて意外と奥が深いものです。
塗り直しの機会があった際には、ぜひその仕組みを観察してみてくださいね。